ボランティアをしたい

もてるものが もてないものに ではない

しあわせなものが ふしあわせなものに ではない

もてるものも もたないものも

しあわせなものも ふしあわせなものも

ともに考え ともに学び ともに生活しあうのだ

                

~高島 厳  「いのちを愛する」(1972年)~ より

 

当こども食堂には150人以上がボランティア登録され、高校生、大学生から社会人、シルバー世代まで様々な年齢や多様な経歴の方々が得意を活かして活動されています(2022年度実績:延べ1412 人)。当法人の目指す社会の姿、「寄り添い助け合う温かい社会の実現」に向けて共に活動しませんか?

また学校や企業、サークル、グループ単位でのボランティア団体の受け入れも行っています。

ボランティアとして大切なこと 7か条

こども食堂には初めてボランティア活動に参加するという方も沢山来られます。ボランティアとして活動する上で特に大切にしてほしいことが7つあります。

 

1,挨拶をしよう またこどもたちには挨拶できるように話しかけよう

これから社会にでていくこども達に大切なこと、それはまず挨拶ができることです。「こんにちは」「いただきます」「ごちそうさまでした」「さようなら」、ボランティアが率先してすることで、こども達は自然とできるようになります。また挨拶は大切なコミュニケーションの第一歩です、こども達が挨拶できるようになることは大人への大切な第一歩なのです。

 

2,感謝の心をこども達に映していこう

人は一人では生きることはできません。誰かに支えられ、また誰かを支え生きています。人は人生の中で、思わぬ逆境や苦悩に遭遇することがあります。そんな絶望の時でも支えとなるのは、感謝の心だと思います。松下幸之助氏は「感謝の心を忘れてはならない。感謝の心があってはじめて、物を大切にする気持ちも、人に対する謙虚さも、生きる喜びも生まれてくる」と述べています。「ありがとう」「ありがたいなあ」ということを素直に感じ口にでる、感謝の心をこども達に映して行きたいと存じます。

 

3,ルールを守り、守らせよう

 活動の土台は相手(こども達)との信頼関係です。ボランティアはルールや約束事を守るとともに、責任ある行動をとることが大切です。更にはこども達にも、ルールや約束事を教え、守らせるようにすることが人生の先輩としての務めです。

 

4.「善意は善行とは限らない」

ボランティアをする上で非常に大切な心構えとして、「善意は善行とはかぎらない」という考えがあります。これは相手のことを思って善意でした行いが、支援をうける相手にとっては、「よい行い」になるとは限らないということです。すなわち、相手のことをよく理解せず、自分自身の尺度で、役に立つであろうと判断したことが、相手にとっては役にたたないこと、あるいは害になることさえあるということを肝に銘じる必要があります。大切なことは支援する相手のことをよく理解する必要があるということです。ボランティア活動をする中にはこのような失敗をすることが時々あります。どのような失敗をしたのか情報共有することで、チームとしての善行力を高めることができます。支援する相手を尊重し、寄り添いよく理解することが大切な第一歩です。

ボランティアとして人に関わることに、責任と自覚が必要なのです。

 

5.守秘義務は厳守、写真や動画撮影は“厳禁”

こども食堂には様々な事情を抱えたこども達やご家族が来られています。こども食堂で見聞きしたことを、無断でSNSに投稿したり、公言したりすることは、プライバシー保護の観点から絶対に辞めてください。またご家族とこども食堂との信頼関係の喪失に繋がります。また参加時に無断で写真や動画を撮影することは厳禁です。様々な事情で居所を知られたくない方もいらっしゃっています、最悪は命の危険にもつながりますので事情を承知くださいませ。(なお団体参加などで記録として写真を撮られる場合には事前にご相談ください。画像処理などの対策を行います)。またこども達とラインやインスタ、ツイッターなどSNSで友達になったり、繋がらないようにお願いします(ご自身の情報セキュリティー、安全確保のためにも)。

 

6.チームワークを大切に

こども食堂のボランティア活動は、様々な年齢、キャリアの方が集まって活動しています。自分には難しかったりすることも、他のボランティアの手助けでできることも沢山あります。自分だけで解決しようとはせずに、周囲に協力を求めましょう。なんでも気になったこと、心配なことがあれば、理事や事務局に相談くださいませ。

 

7.安全第一で

活動に参加する道中や活動中は、自身とこども達など参加者の安全を第一に考えましょう。折り畳みの椅子や机、組み立て式の遊具は組み立て方をよく理解しましょう(安全装置、ストッパーを必ずすること)。壊れた道具や玩具等は使用せずスタッフに連絡してください。

 

ボランティア登録後、年3回募集しているボランティア活動保険への申込(無料)をお薦めしています。

ボランティア活動保険(基本プラン)については当法人より一括して市社協に申し込みます。くわしくはこちら

 

ボランティアの活動内容

こども食堂でのボランティアの活動は様々です。ご自身にあったこと、特技が活かせることから無理なく活動に参加ください。

なおそれぞれのボランティアの内容については、以下ボランティア登録前に実施しますウェブ面談にてお尋ねくださいませ。

 

※活動にあたり年齢などの制限はありませんが、①イベント毎の参加申し込みにつき、非常に多くのボランティアの参加登録の事務作業量の簡素化のためスマホ、タブレットあるいはPCよりのネット予約のみとしていること(電話受付していません)、②緊急性の高い支援も多くご自身の強みを活かした即戦力を求めていることを、ご理解の上申込くださいませ。

 

ホームページ編集・システム開発

法人会計(会計士・税理士)


※)高校生、大学生などの学生ボランティアに対しては交通費の助成やボランティア活動証明書の発行を行う制度(認定学生ボランティアのみ)があります。

※)オンラインを用いた学習支援を行う学生ボランティアに対して謝金を提供する期間限定の制度があります(学習支援パートナー制度、採用試験あり)、年に数回募集しています。

Registration

全ボランティアは登録制になっています。登録までに4つのステップがあり、①→②→③→④と順番に進めてくださいませ。

なお登録前あるいは登録後にとりやめることも可能です、その場合には事務局までご連絡くださいませ。

①エントリーシートの提出

②ウェブ説明会

①のエントリーシート提出後に、必ずウェブ説明会にご参加ください。参加日は、エントリーシートに記入された希望日程の中から、事務局で都合のよい日程を選んでメールで連絡します。

 

基本ウェブにて面談を行います(40分~1時間)。エントリーシート提出後10日以内にウェブ面談の日程のご連絡します。メールが届かない場合にはメールアドレスが間違っているか着信拒否になっているのでご確認ください。

③ボランティア体験

②のウェブ面談に必ず参加の後、ウェブ説明会の案内メールへの返信で、ご氏名、体験参加の希望日時とイベント名を連絡下さい。(ウェブ面談にてボランティア体験の申込方法を説明します)

④本登録

本登録までに必ず①~③の全てを実施頂く必要があります。上記ボタンには、パスワードがかかっています。ご不明な方は③の体験後に事務局info@seijyun.orgまでお問合せ下さいませ


学生ボランティアの皆さんへ

学生の皆さんへのメッセージ❤

学生時代に、本こども食堂でボランティア活動に熱心に取り組み、進学や就職など次のステップに進んだ学生から、皆さんへのメッセージをつづっています。

彼らは、何を思いこども食堂で活動をし、そして活動を通じて、どのように成長したのか、また彼らがこども達にもたらしたものはなにかが、語られています。参考にしてください。


認定学生ボランティアについて

高校生、大学生のボランティアで継続的に参加を希望する方には、本登録後、3回いずれかの行事にボランティア参加すると、「認定学生ボランティア」に応募できます。

なお認定にあたっては、「積極性・主体性・創意工夫」、「コミュニケーション能力」、「協調性・チームワーク&チーミング」、「粘り強さ(根気)」の視点で審査があります。なお3回参加では審査にパスしない場合もありますが粘り強く参加することで合格すると思います。また、申請資料の作成にあたり30分以上時間を要します。審査結果はおよそ2週間以内にメールにてお伝えいたします。

 

認定学生ボランティアに認定されると、

 ●交通費(自宅より会場までの交通費)の助成 高校生:全額 大学生:半額

 ●ボランティア活動証明書の発行(認定学生ボランティアのみ

 ●認定学生ボランティアの集い(交流会)への参加

などの特典があります。

 


学生インターン 2024年春募集(活動期間:2024/4~2025/3)募集中

2024年度学生インターンの春募集を行っております。奮ってご応募くださいませ。


大学・大学院・(高校等)における研究協力について

大学、大学院における卒業(学士、修士及び博士)研究、あるいは高校等の授業のテーマとして、当こども食堂をテーマとして調査研究を行いたい、またはアンケート・インタビューをしたい要望を多く頂いております。

 

一方、単発のアンケートやインタビューへの対応のみでは、表面的な理解にとどまり、こども達の状況や活動課題の本質をつかむことは難しいことから、教育的観点よりそのような単発のアンケート等には対応いたしておりません。

 

一方、以下の条件を満たす場合につき、積極的な研究教育の受け入れを行っています。

 

●受入れを行う学生及びテーマの対象について

①学生実行委員(個人あるいは団体)または認定学生ボランティアに登録されている学生(学校)が行うフィールドワーク

 

②①以外の学生であって、教育学、医学、看護学、心理学、栄養学、保健学、社会学、政治・経済学、人類学を専攻する大学院生(修士又は博士課程)が行うフィールドワーク

 

③①、②以外の学生であって、公知の研究手法や先行文献には記載されていない、新規な視点、手法を用いた革新的な調査研究を希望する学生(高校生、大学生、大学院生)が行うフィールドワーク

 

●お問合せ

・所定の研究計画書への記載(書式:こちらから入手ください)を共に、事務局inuin1598@gmail.com までお問合せくださいませ。

 

学校、職場、サークルなど組織単位でのボランティア希望の方へ

学校や企業、サークル、グループ単位でのボランティア団体の受け入れも行っています。詳しくは こちらをクリックくださいませ。

Contact

お問い合わせは、こちらをクリック下さいませ。