学生の皆さんへのメッセージ❤

 

本ページでは、高校生や大学生などの学生時代に、本こども食堂でボランティア活動に熱心に取り組み、進学や就職など次のステップに進んだ学生から、皆さんへのメッセージを綴ります。

 

彼らは、何を思いこども食堂で活動をし、そして活動を通じて、自分自身がどのように成長したのか、また彼らがこども達にもたらしたものはなにか、を綴ることで、次に繋がる若い世代のボランティアの励みや参考となることを期待して、本ページを作っています。

 

彼らがこども達にもたらした影響は非常に大きく、時には「心の支え」となり、時には「横で静かに見守ってくれる」存在だったり、時には「温かく接してくれる」存在だったり、時には「厳しく𠮟ってくれる」、おにいさん、おねえさんでありました。

 

まさに、未来を生きるこども達によって、彼らはかけがえない存在となり、ロールモデル(人生の先生)となったと思います。

 

彼らに共通することは、とにかく一生懸命、全力投球。そして「こどもたちのために」とひたむきで無償の愛があるということ。

 

そしてまた、学生ボランティアも、初めてボランティアを体験する学生がほとんどで、かつ動機も様々ですが、本活動を通じて、励まされ、人間的に成長し、また自らの進むべき進路や人生にとって大きく影響を受けました。1~2年、あるいは数年の短い期間でしたが、確実に成長したことは確かであり、これからの人生の糧となる貴重な経験となったと存じます。

 

この活動は、人々のために、社会のため、日本や世界のために、貢献する若い世代の「人材育成」の場でもあることを改めて確信しています。

 

最近は、本活動のボランティアに中学生も多く参加するようになってきました。また中学校、高校単位での参加も増えています。

 

先輩の後をおって、多くの中学生、高校生、大学生が本活動に参加し、人間的な成長と社会貢献を果たしてくれることを心から期待しています。

 

「互いにたすけあい、支えあう温かい世界」を目指して!!

 

代表理事 乾 真理

 

 

推薦状について

 こども食堂でボランティアとして長期間、継続的に活動し、かつこども達への支援に対し顕著な貢献があった学生に対し、進学や就職に際して、推薦状の作成や、ボランティア活動証明書に推薦文の記載を行っています(英文も可)。個別に事務局までご相談くださいませ。

高校生ボランティア

CNさん(2022年高校卒 九州大学教育学部入学) こども食堂の創成期より2年以上にわたり熱心に活動に参加。


子ども食堂の活動に参加させていただき、子どもたちは私たちが考えているよりもずっと自分で考え、選択し行動することができるのだと改めて感じました。例えば、学習支援においては、最初はやり方が分からなくても、少し一緒に考えると、あとは自分で考え、問題を解いている姿がありました。子ども食堂での遊びの時間、2歳くらいの小さな子でも、自分の遊びたいおもちゃを選んで、楽しそうに遊んでいました。このような場面を見かける度に、「子どもってすごいなー」、「大人よりも発想力が豊かだな」と感激します。子ども食堂は、一緒に本気で学び、遊ぶことによって、そのピュアな発想力や元気をいただけ、私の中から忘れてしまっていることをいつも思い出させてくれます。

 

ボランティアに参加し、活動証明書を書いていただいたことも、総合型選抜入試において、アピールのポイントになったと思います。ここで学んだ貴重な経験を、大学の研究などでも生かしていきたいです。

 

 

Y.M さん(女性 令和4年 県立畝傍高校卒業後 慶応義塾大学 総合政策学部に進学)


大学AO入試において、こども食堂で学ばせていただいたことや、感じたこと、そしてアメリカでのさまざまな経験をプレゼンし(こども食堂より推薦文を提出)、それらを高く評価していただき、またたくさんの方々の支えのおかげで、慶応義塾大学 総合政策学部に合格させていただいたことがとてもうれしく、協力していただいたすべての方に感謝しています。

 

たくさんの方々の支えとともに得た貴重な学びの場で、様々なことを吸収し、身につけ、将来のこども達やNPOの活動に貢献したいと考えています。

大学生ボランティア

岸本 法子さん(令和3年育英西高校卒業後、現在立命館大学に在学中) 高校時代より2年半以上に渡り参加、現在も活動中


高校時代より、こども食堂、学習支援にて活動を行い、子どもとの接し方(遊ぶ時や初めましての子に視線を合わせる事など)や、勉強への誘い方や褒め方について、学ぶことができました。またボランティア同士での初めましての方にも自分から話しかける積極性を身につけることができました。大学進学にあたっては、課外活動として報告ができ、大学合格をえました。

 

 

S. Iさん(女性 帝塚山高校卒業、現在立命館大学に在籍中) 高校時代より本ボランティア活動に2年半参加し、現在も活動中


私は高校生から子ども食堂でボランティア(遊び・見守り、調理・配膳担当)に参加させていただいていましたが、特に当時は子供と接する機会は全くなかったので、子ども食堂はとても貴重な機会で、普段味わえない楽しさや難しさを感じるさせてもらえる場所でした。子供たちと話す中で一番感じたことは、子供とコミュニケーションをとる時は特別扱い・子供扱いをして話を合わせようとしすぎない、こちらも自然体で同じ目線で話す方が心を開いてもらいやすいということです。実際それは大学生になって塾で講師をしている今も意識していることで、とても自分にとって役立つ気付きでした。

 

また、それだけではなくて、大人数が集まる場所なので、周りにしっかりと目を配ること、仕事があれば積極的に動くことなどを意識して行動できるようになりました。そして、何より子供たちと目一杯遊ぶのは本当に楽しいです。子ども食堂は、フレッシュで元気な子供たちと接することで自分も元気をもらいながら、新しい気付きも得られる場所です。

 

大学生になり、小学生・中学生を指導する塾のアルバイトをしていますが、採用面接では、子供と関わる経験をしたことがあるということがアピールポイントになり採用となりました。。

 

 

 

順次、学生ボランティアを経験した方々よりのメッセージを掲載していきます。こうご期待くださいませ。。