2022.6.4 こども食堂創立5周年記念特別講演会を開催❢

6/4午後、令和5年度通常総会に引き続き、創立5周年記念特別講演会を大和郡山市南部公民館にて開催致しました。

 

講師は井山信久氏(有限会社ライフ・アシスト代表、京田辺市福祉計画策定委員 副委員長、京田辺市地域自立支援協議会 副会長、久御山町地域自立支援協議会 事務局、久御山町地域福祉計画策定委員会 委員、久御山町子育てアドバイザー、京田辺市ひきこもり支援事業、大阪矯正管区 京都拘置所 篤志面接委員、当法人理事ほか)。

 

演題は「子育てで大切なこと 生きづらさを抱えたこども達に寄り添って」

 

ご自身の長年のこども支援の経験を元に、様々な子育てにおける気づき、示唆に富む非常に有意義な内容であり、講演後も参加者との熱心な質疑応答がなされました。

 

参加者よりのアンケートで

「本日は講演会に参加させて頂き、ありがとうございました。 子どもは1人で育てられない、子どもが親にしてくれるという言葉はよく聞くものの、親だって迷っていい、完璧でなくていいという言葉に救われた気持ちになりました。 また、便利な時代になっていくのに反し、子ども達とのコミュニケーションや、生きていく上で大切な力を育む機会が奪われている事を教えて頂き、保育士としての前に、母親として子ども達への接し方についても改めて考え直すいい機会になりました」

 

「こんな時代だからこそ、子どもの居場所づくりの重要性を実感しました」

 

「引きこもりや障害を持つ子の親だけでなく、子育てにも役にたつお話しでした。

便利過ぎる世の中、核家族、遊び場がない、そういう条件が絡み合い、子どもの育つ環境が悪くなっているからこのような問題が多くなっているのだと学びました」

 

「私も発達障がいという言葉は極力使いたくないので、その子の個性として捉える様にしていますが、実際現場にいて思うのがその個性への支援の難しさです。同じクラスの友達と出来るだけ同じ様に活動が出来る様に 言葉掛けしたり誘ってみたりしていましたが、今日お話を聞かせて頂いて、同じ枠組みに無理矢理はめ込むのではなく、まずはその子の行動には意味があるという事から、その子が何に対して困っているのか、何のSOSを出しているのかを知る事が大切だと改めて感じました。またその子どものご家族のサポートも共に考えるという点が盲点だったので、これから参考にしていきたいと思いました」

 

参加者は63名でした(ウェブ参加、アーカイブ配信を含む)。

 

なお後日アーカイブ配信を行いますのでご希望の方は、以下にご連絡をお願いします。