5/27 棚田の田植え体験 初開催!

2023/5/27に、初企画として農せんと様と共同開催で、天理市にごう町の棚田での田植え体験および自然観察会を行いました。田植え体験と生き物・自然観察を通じて、稲や生物への興味と食育への関心を高めることを目的としています。ほとんどのこどもが、水の入っている田んぼに入ることが初めてで、長靴で入ろうかとチャレンジしたものの、意外に深く、長靴が全部水面より下に浸かってしまいそうなため、用意しておいたハイソックスを履いて、いよいよのおっかなびっくりの初体験。

 

最初は泥の感触が気持ち悪い、足が抜けず歩きづらいという子も多かったようです。歩行練習を行い、いよいよ本番の田植え、だんだん慣れてきて皆、ガードのロープに沿ってなかなかうまく植えるようになったところで終了。お疲れさまでした!!

 

昼食後に、自由に棚田周辺の自然観察に出かけました。カエルを取りにいく子、野イチゴを取って食べようと探しに行く子、思い思いに楽しい時間を過ごしました。

 

参加者の感想を一部記載します。

 

人間が生きるためには自然を大切にしないといけない。とお話いただいたり、普段当たり前に食べているお米は農家さんが苦労して育てていると学べた。カエルや虫を捕まえたり、野いちごを取って食べたりと普段出来ない体験をさせて頂きました。」

 

「普段食べているお米がどのようにして田んぼに植えられるのか、親子共に知れた。持続可能な農業のお話が聞けた。」、「米作りが大変なことを知り、ご飯や食べ物を頂くことにも感謝の気持ちが芽生えてくれたらと思っています」、「子達だけで初めていったので、いい経験ができた」。

 

なかなか体験できないお米作りの現場の実体験は、こども達にとって忘れることができない貴重な体験となりました。お米のこと、食べ物のこと、生き物のこと、自然と共に生きているということを、こども達は頭ではなく、肌で感じることができたと思います。農せんと様、誠にありがとうございました。