9月こども食堂(9/12) 「お礼のお手紙を書こう」のイベントを開催しました

9月のこども食堂を9月12日に開催いたしました。あいにく県下にて新型コロナ感染症の感染者数が高水準にあったため、お昼までの開催となりました(昼食はお弁当提供)が、こども達は学習支援やプログラミング教室、室内での遊び(雨にて野外会場は閉鎖)に参加と、くわえて日頃お世話になっている公民館、企業、お寺に対して、ひとりひとりお礼のお手紙を書きました。

 

すっと文章が心に浮かぶ子もいれば、30分、1時間と色々考えて苦労して書いた子もいました。よく言われることですが、最近のこども達は挨拶をする習慣がなくなってきています。「ありがとう」、「こんにちは」、「いただきます」、「ごちそうさまでした」、、、自然と言葉が出てくる子の方が少ないように感じています。ましてや、お礼のお手紙を書こうと話をしても、書いたことがほぼない、あるいは人生初めての体験という子も少なくなかったようです。

 

でもこども達はみんな一生懸命に考えて、自分の言葉で書いていました。改めて人にお礼をいうことを忘れつつあることに気づかされます。それは家庭のしつけでしょう、、と一言で片づけて、あるいは他人事のように片づけてよいのでしょうか。

 

 世の中に絆がどんどん薄れていっています、人間関係が希薄になっています。一方で子育て家庭における「子育て力」はどんどん低下しています。こども達を社会で、地域で見守り、子育てする。これからの日本を支えるこども達が、困難な時代を生き抜いていくために必要なことを、大人が地域で教えていく、そんな社会となることを求められているように感じています。

 

御礼のメッセージカードは、こども食堂の理事が各団体に訪問して手渡しさせていただきます。