日本の一人親家庭の貧困率はG7主要7か国ワースト1
ひとり親子育て家庭を地域で支えあう社会を目指す!
こども食堂のひとり親支援プロジェクト
コロナ禍は、それ以前から日本社会における今日的な課題であったひとり親子育て家庭、特にシングルマザー家庭の経済脆弱性を浮き彫りにしています。OECDの調査によれば、日本の一人親家庭の貧困率は主要国の中でワースト1(2019年)。仕事に就いていても非正規雇用であることが多く、ゆえに所得が低いという特徴があります。
「生活が困窮。貯金は底をつき、毎日の食費の工面さえ厳しくなってきた」
「コロナで失業した、仕事がない」
「いつ仕事が首になるかもしれない不安で一杯」
「毎日不安、仕事と育児の両立が難しい、精神的につらい」
など(ひとり親家庭へのアンケートより)
厳しい現実に直面しているご家庭も少なくありません。
こども食堂では、行政や学校、支援企業、中間支援NPO、個人の方々などのご支援やご協力のもと、「ひとり親家庭への支援プロジェクト」を2019年春より実施しています。本プロジェクトは、ご自身もひとり親で育てられたサッカー 長友 祐都選手が発起人となった「コロナで苦しむ”ひとり親”へ支援を届けたい #ひとり親をみんなで支えよう。」プロジェクトに端を発しています。長友選手より、認定NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえ様を介して寄付金を頂き、以後様々な団体様よりの支援を頂き現在に至っております。
ひとり親子育て家庭の皆さん、どうぞお気軽にご参加くださいませ。
《2023年度 支援実績》
開催回数:26回
支援者数:延べ974世帯、2086人
なお2021年秋よりプロジェクトとして、「せいじゅん スープキッチン」をスタートしています。
スープキッチンとは、欧米では長い歴史をある、お困りのご家庭へ食事提供を行う慈善事業のことです(提供する食事がスープということではありません)。
「こどもの貧困」は、すなわち「家庭の貧困」です。
思いもよらず偶発的に生じる「家庭の貧困」には、周囲や地域社会が手を差し伸べるしかすべはありません。
しかしながら、貧困家庭で育ったこどもが大人になり、再び貧困家庭を形成してしまう「貧困の連鎖」は確実に存在しています。
私たちは、今までの活動経験から、「貧困の連鎖」断ち切るには、生活困窮家庭に「行政などよりの最低限の手当を行う」だけではこの連鎖を断ちきることは難しいと考えています。
真に必要なのは、こども達が意図せずおかれている厳しい環境や様々なハンディ(不十分な衣食住、学習環境の不足、孤立、低い自己肯定感、虐待・ネグレクトなど)に対し、そのハンディを打ち破れる強さ(生き抜く力)を培えるよう、むしろ普通よりも高いレベルで、こどもの自信と能力、そして社会を変革していこうという気概を持たせて、社会へ送り出していくことが必要であると考えています。
上記の基本的な考え方を元に、本法人では、以下の4つの支援を行っており、困窮家庭、特にひとり親家庭には優先的に(あるいはひとり親家庭のみ)参加できるように支援を行っています。それぞれ各事業サイトにリンクを張っていますのでご覧下さいませ。
①こどもの居場所づくり
☛こども食堂 (ひとり親困窮家庭に対しては大人分も含めて無料での昼食提供・テイクアウトもあり)
☛パン作り教室(ひとり親困窮家庭は優先参加)
☛社会見学 (ひとり親困窮家庭は優先参加)
②学習支援
☛対面あるいはオンラインで学習支援、プログラミング教室、数理クラブ
(ひとり親困窮家庭は優先参加)
・自宅で学習できるよう無料での自習アプリ
☛2022年2月中旬より開始 こちらをクリックください!!
③こどもの成長見守り ☛下記に記載 「せいじゅん スープキッチン」プロジェクトとして実施中
④生活支援 ☛下記に記載 「せいじゅん スープキッチン」プロジェクトとして実施中
令和6年度は、昨年度に引き続き独立行政法人福祉医療機構のWAM助成にて、通年開催いたします。
令和6年度も昨年度と同様に実施いたします、以下ご確認くださいませ。
【実施内容】
ひとり親困窮家庭の生活支援+こどもの見守り相談支援事業として、以下の内容を行います。
①夕食(弁当)、米、パン、野菜、食料品等を無料提供しつつ、面会するこどもへの見守りを行います。
また子育てや就労、家事のお困り事など、気軽に相談できるようにします。
②相談内容につき、行政や専門機関の協力、支援が必要な内容については、個人情報を厳密に管理しつつ、連携して
支援を行っていきます。様々な相談を受けており親身になって支援を行っていますので、気軽にご相談ください。
【支援対象】
就業していないこどもを養育しているひとり親家庭であって困窮状態にある以下①または②のこどもと保護者
(祖父母は含まず)
但し、離婚調停中など実質的な意味でのひとり親を含む
①児童扶養手当を受給されているひとり親子育て家庭
または
②児童扶養手当を受給されていないが、生活困窮状態にあるひとり親家庭
※)居住地は特に問いません(市外でも可)、ただし開催日毎に来訪されることを原則とします。
(特別な事情場合を除いて郵送は行っておりません)
申込時に、①の方については児童扶養手当の受給確認及び、②の受給されていない場合には生活等の状況を
チェックリストにて回答頂きます。
なお非常に多くの方よりの申込があり原資に限りにございますので、②の方については、記載内容によっては
ご期待に沿えない場合もございます。ご申請後1週間以内をめどに、電話あるいはメールにてご回答いたします。
なお審査にあたり、ご記載の内容につき、電話にてお伺いすることがございます。
【期間】 2024年4月より2025年3月末まで
【開催日時・頻度】月2回 金曜日17~19時
少なくとも翌月末までの日程につき、公表しています。
開催日の確認はこちらから
【定員】各開催日毎に100名を上限とします(先着順)。
【開催日毎の申込】開催日の3日前の12時までです。
なお開催日毎の参加申込より前に、以下記載の手順1より登録申請が必要です。
【来訪場所】法人本部(大和郡山市筒井町1598)
※基本的に郵送あるいは配送はいたしません、原則お子さんと来訪頂ける方に限ります。
こども食堂本部
大和郡山市筒井町1598
☎ 0743-56-1112
行き方
近鉄橿原線筒井駅下車
国道25号線を東に徒歩5分
志水眼科の角を南に入る
駐輪場 あり
駐車場 ありません。
参加登録時にメールにて本開催日のみ利用できる指定の駐車場(5台分)をご案内しています、お問合せください。
長時間の駐車は近隣の有料駐車場(こちらをクリック)をご利用ください
参加申し込みの流れ
手順1.基本登録申請
以下のボタンをクリックし必要事項をご記入ください。
手順2.審査と対象者には登録作業の実施
事務局にて申請を確認後に、支援対象か否かの審査を行い結果を通知いたします。対象の方には事務局にて基本登録を行い、以後日程毎の参加申し込みが可能となります。
【ご注意事項】
①メールアドレスのご記入が時々あります、正確にメールアドレスの記入をお願いします。
②gmail以外のメールアドレスより送付の場合、皆さんよりのメールが届きますが、こちらよりのメールが着信拒否される場合が発生しています。手順2の基本登録後、1週間以内にこちらよりの返信メールがない場合には、着信拒否(特にauよりのメール)あるいはメールアドレスの誤記が考えられますので、
対策1.info@seijyun.orgを着信許可あるいは迷惑メールへの自動転送不可に変更する
対策2.そのうえで手順1を再度実施してください。
手順3.開催日毎の参加申込 必須
開催日の3日前の12時までです。
なお開催日毎の参加申込より前に、以下記載の手順1より登録申請が必要です。以下のボタンをクリックします。
①下部にその月のカレンダーが表示されるので、カレンダー上部に表示(下図)より希望される月のカレンダーを選択し、そのうえで参加を希望される日をクリックします。
②利用人数を選択し、「次へ」をクリック
以下の表示の「ログイン」をクリックして、手順1で入力されたメールアドレスと、手順2でご自身で設定されたパスワードを入力し、ログインしてください。
③ログイン後に、参加人数内訳など必要事項を入力し、開催日毎の申込を完了させてくださいませ。
④申込を終えると、必ず確認メールが届きます。確認メールが届かない場合には、申し込みができていない恐れがあります。
原因としてメールアドレスが間違っている、あるいinfo@seijyun.orgよりのメール着信を許可していない(着信拒否されている)ことが考えられますので、上記記載の対策1および対策2を行っていただき、確認メールが届くようにしてください。
よくある質問(FAQ)と解決方法はこちらをクリック
お電話でのお問い合わせ
火曜日を除く9:00~21:00
(不在のこともありますので留守録にメッセージを残して頂くか、あるいはメールをご利用くださいませ)
メールでのお問い合わせ